2008年05月24日
映画「ひぐらしのなく頃に」
5/10から公開された映画「ひぐらしのなく頃に」を観てきました。
実際には公開の次の日、11日には観に行ってたんですが、
それについての感想などをちょっと。
キャスト陣の事を言うとそれはそれで色々と言いたい事はあるんですが…
観てる途中で「え、これレナだっけ?」と一瞬レナ役が分からなくなったり、
「鷹野凄い老けたな」とか「入江意外と近いとこいってる」とか。
ま、外見については公開前から似せる気無いのは分かってたので別にいいとして。
とりあえず内容の方。
圭一が雛見沢に転校してきて、学校に馴染みながらも、
過去に村で起こった連続怪死事件を知り疑心暗鬼に陥りながら最後はL5で死亡。
と超簡略化して見れば大体は鬼隠し編に沿った展開。
途中で圭一が(詩音抜きで)祭具殿に忍び込んだり、
圭一が村人集団に追いかけられたり(このシーンは全体を通して見ても秀逸)、
所々鬼隠し編とは違うものも入ってくるんですが。
何というか…面白かったです。
純粋に面白いんじゃなくて、ネタ方向に突っ走って見れば。
まず前提として真面目に構えて観に行ったわけでもないので、
ある意味期待に応えてくれたような内容でした。
細かい所でも笑える所はあったんですが…抜き出すと、
レナの名シーンというか名台詞の「嘘だっ!」って所とか、
エフェクトに文字入れたり声重ねたりして、こんな演出でいいのかと。
まぁ一応期待してた部分ではあったので、
全然恐怖を与えられないこのカットはそれなりに面白かったです。
普通にインパクト与える方向でも少しばかり期待してたのになぁ…
ここに至るまででそんなのは諦めた。
それと前述した箇所、「圭一が村人集団に追いかけられる」シーン。
もうとにかく意味不明。シュール。
必死に逃げる圭一の後ろに次々に人数が増えていって、
古手神社まで謎の鬼ごっこ。映画館の周りの客からも普通に笑い声が聞こえてた。
あれは一体何だったんだろうか…
他にも「おいおいその針の刺さり方は無いだろ」とか、
「あ、マジックは普通に出しちゃうんだ」とか、
笑い所やツッコみ所は結構散りばめられてるんじゃないでしょうか。
エンディングに入ってから映画館出たあたりまで、
かなりの人数の客と一体感が得られたような気がした。
ていうか上映終わって出てからすぐ皆笑いすぎ。
一緒に行った友人達も楽しめてたようで良かったです。
少しくらい真面目に考えてみると、
平凡な日常から一気に惨劇に落とされる展開というのが、
ひぐらしの面白さを語る上での基本みたいになってます。
実際原作(鬼隠し編)では学園ラブコメ、ギャルゲみたいなパートが長々続いて、
その合間を縫うように疑問や違和感を混ぜて、
レナの「嘘だッ!」から惨劇パートが加速していく訳ですけども。
自分も鬼隠し編初めて読んだ時はどういう内容か殆ど分からずプレイしてたので、
その辺のギャップが楽しめたので綿流し編以降も読む事に。
で、それをひぐらしの面白さと捉えて観た場合、
この映画は全然違う方向に向かって作られてると思います。
始まりである圭一の転入から妙に不気味さを出してたり、
和気藹々とした部活パートもろくに無ければ、
圭一のための雛観沢村案内でも怪しさ出しまくり。
ホラー的な演出も全く怖さが無いし、
魅力の1つだったギャップもほとんど無く、中途半端に終わっちゃった印象。
それとキャッチコピーである「正答率1%」の謎の部分ですが、
原作を読んで分かってればどういう流れかも理解出来るけど、
読んでない人には何がしたいのか分からない映画だろうなぁ、と思う。
ひぐらしの謎を解く為の伏線も張られてはいるけど不十分だし、
そもそも謎を重視したようには見えない。
原作でも出題編だけで正答出来る人は殆ど居ないだろうけど…
原作プレイ済みじゃない人には到底おすすめ出来ない映画でした。
未プレイの人がこれを観て続きに期待なんて流れになるとも思えない。
まぁ、シュールなギャグを観たい人はまだ観れるんじゃなかろうか。
これも原作ありきな部分がありそうですが。
エンディング後に続編決定の映像が流れてました。
散々あれこれ言っておきながら何ですが、多分これも観に行くんだろうなぁ。
再度言いますが「面白かった」ので。あくまでもネタとして。
結局楽しんだもん勝ちなので続編も観に行ったら楽しもうと思います。
しかし映画館なんて久々に行ったけど、
終始笑いを堪えたような声が周りから聞こえてくるとは思わなかった。
- Permalink
- by Garm
- at 01:04
- in ひぐらしのなく頃に
- Comments (0)
- Trackbacks (0)